チャイナタウンのまわり方基礎知識

<チャイナタウンの基本的な街並み>
「チャイナタウン」のおおまかな位置はどのガイドブックにも載っているのですが、一口にチャイナタウンといっても実際には随分広いエリアを指します。歴史的に見ていった場合、現在のビジネス・金融街であるラッフルズプレース周辺までチャイナタウンとして扱うことができます。ここは、再開発の進んだ、または進行中の現在、おおまかに次のような5つのエリアに分けることができます。下の地図またはお持ちのガイドブックなどの地図を片手に確認してみてください。

チャイナタウン・ストリートマップ

まずはポイントとなる通りを確認しましょう。

ニューブリッジロード(ユー・トンセン・ストリート)
ブギスジャンクションの付近を通るビクトリア・ストリートが名前を変えて伸びてくる通りで、チャイナタウンのメインストリートともいえる大通り。反対側の斜線は名前が異なり、ユー・トンセン・ストリートといいます。大型のショッピングセンターが多く、またバスの本数も多く便利な通りです。

クロスストリート
ビジネス街シェントンウエイ付近からチャイナタウンに伸びてくる通りで、起点は巨大ホーカーセンターのラオパサです。古くからチャイナタウンの中心となった通りで、まっすぐ行くと、ホテルが建ち並ぶハーベロック・ロードに至ります。

サウスブリッジロード
ラッフルズホテル裏を通るノースブリッジロードが名前を変え、チャイナタウンに入って来る通り。MRTシティホール駅からバスで来るときにはこの通りを通ることになります。チャイナタウンの中で三つに分かれ、ネイルロード、タンジョン・パガーロード、マックスウエルロードとなります。


<チャイナタウンの主な区域>

チャイナタウンの主な5つの地区の場所を大まかに説明しましょう。なお、この5つの中には、クロスストリートから東側のエリアを含んでいません。もちろんこの地区もれっきとしたチャイナタウンの中心地区なのですが、現在大規模な再開発を行っているため、あえて除外しました。なお、これらの地域の中でも重要な場所がありますので、こちらは「その他」として追って紹介します。

1.テロック・アヤ地区(グリーンで表示したエリア)
チャイナタウンで最も古く、寺院やモスクなどがたくさんあるエリアです。場所は、チャイナタウンの南に位置し、東はクロスストリート、北はアモイストリート、南はロビンソンロードに囲まれるエリアです。中心の通りは、テロック・アヤ・ストリートです。

2.アンシャン・ヒル地区(ブルーで表示したエリア)
テロック・アヤ地区とクレタ・アヤ地区の間にある小さな丘になっている地区。デザイン的に特徴のあるショップハウス群が見所の閑静なエリアで、中心通りはクラブ・ストリートです。

3.クレタ・アヤ地区(ピンクで表示したエリア)
チャイナタウンの中心ともいえるエリア。現在は、再開発されたショップハウスにおみやげ屋さんなどが多く入り、また、有名なウエットマーケットもあって、世界中からの観光客を多く見かけるエリアです。場所は、北がユー・トンセン・ストリートとニューブリッジロード、東はアッパークロスストリート、西はクレタアヤロード、南はサウスブリッジロードで囲まれる広い区域です。

4.タンジョン・パガー地区(オレンジで表示したエリア)
ショップハウスを改修して残すというシンガポール政府の歴史的建築物保存の手始めとなったエリア。サウスブリッジロードが西に行って、ネイル・ロード、タンジョンパガー・ロード、マックスウエル・ロードの三つに分かれる付近から始まり、カントンメン・ロード、ケッペルロード、ネイルロード、それにマックスウエルロードで区切られるエリアです。

5.ブキ・パソ地区(イエローで表示したエリア)
チャイナタウンの西の端に位置するエリアで、丘の上の閑静な地区です。MRTオートラム・パーク駅の近くで比較的地味ながら、チャイナタウンの生活臭が感じられる地区です。北がユー・トンセン・ストリートとニューブリッジロード、東がクレタ・アヤ・ロード、西がカントンメンロード、南がネイルロードで囲まれるエリアになります。

6.ファー・イースト・スクエア(濃い青で表示したエリア)
MRTラッフルズプレース駅とテロックアヤ地区、クレタアヤ地区の中間に位置するエリアです。一つのテーマパーク的なエンターテイメントエリアとして再開発された地域です。


<チャイナタウンへの行き方>

チャイナタウンは大変広い地域なので、どこから見るかによって行き方は変わってきます。MRTでもバスでも行くことができますが、幅広く見ようと思う場合は、根気に歩くことになります。ここでは、上記のエリア別に行き方をご案内することにしましょう。

1.テロック・アヤ地区
寺院をまず見てから歩きたいという人には、この地区から入ることをおすすめします。ここへの一番の近道は、MRTの利用です。MRTのタンジョン・パガー駅まで行ったら、マックスウエルロード(トラフィック・ポリス)側の出口から出ます。白い建物のある方の信号を越えていくと、次の信号をはさんで向こうに緑に囲まれた小さな公園「テロックアヤ・パーク」が見えてきますので、こちらへ向かいましょう。公園沿いに歩いていくと、まもなく中国寺院「シアン・ホッケン寺院」のあるテロックアヤ・ストリートに入っていくことができます。

2.クレタ・アヤ地区
マーケットやショップハウスなど賑やかなチャイナタウンから見たいという場合は、この地区からはいることをおすすめします。ここへはバスの利用が便利です。特に、クレタ・アヤの北の端になるニューブリッジロードとユー・トンセン・ロードはブギスやシティ・ホール周辺からのびる幹線道路なので、バスの本数も多いのです。したがって、とにかくチャイナタウンへという場合は、ここへ来てみるのがいいかもしれませんね。

街の方から入ってくるバスはほとんどが交差点手前のチャイナタウンポイント(青い色のショッピングセンター)前か、ウエットマーケットのあるチャイナタウン・コンプレックスで止まります。どちらに降りても大丈夫ですから、賑やかな通りに入って、大きなショッピングセンターが横に見えてきたら、ピンポーンを押しましょう。

3.ブキ・パソ地区
MRTを使ってチャイナタウンに入るもう一つのルートがオートラムパーク駅から入る方法です。ここから入るとブキ・パソ地区に入るのですが、ウエットマーケットのあるチャイナタウン・コンプレックス付近まででも歩いてすぐです。オートラムパーク駅のエスカレーターを上がったら、左側(丘側)の出口から出ると、屋根のついた歩道が駅近くのショッピングセンター「パールズセンター」まで続いています。これを越えたら、警察の前の信号を渡ると小さなヒンズー寺院が見えてきます。この付近からがブキ・パソ地区です。
なお、このエリアへは上のクレタ・アヤ地区へのバスにそのまま乗って行くこともできます。おおむね1区間余分に乗ればつきます。先にここへ来て、歩いて戻っていくというのもいい方法ですね。

4.その他
シティホール付近からバスに乗って来る方法もあります。セント・アンドリューズ教会の横のバス停から84番か145番に乗ると、しばらくして右手にヒンズー寺院が見えてきます。ここで降りると、クレタアヤ地区、アンシャンヒル地区がすぐです。もう一つ乗ると、名物ホーカーセンターであるマックスウエルフードセンターの手前に着きます。ここからはタンジョンパガー地区がすぐ近くです。


<特製!バス路線徹底ガイド!!>

シンガポールのバスというのは、とにかく慣れないと乗りにくい乗り物ですが、うまく利用するとこれほど便利なものはありません。特に問題になるのは、どのバスに乗ったらどこへ着くのかがわからないということでしょう。そこで、主要なバス停を上の地図に記入してみましたので、下の番号表と照らし合わせて、あなたが乗ろうとするバスがどこへ行くのか確認してみてください。また、主要なバスルートもあわせてご紹介しますので、参考にしてみてください。

(注)現在、MRT新線の工事のため、ニューブリッジロード付近のバス停の位置が大幅に変わっています。一方通行などの措置もとられていますので、現地で十分確認するように注意してください。

バス停のご案内
●−54.81.124.145.147.166.174.190.103.851
■-2.12.33.61.62.63.84.143.197.5.181
▲-2.12.33.54.62.63.81.124.143.147.174.190.5.181.851
◆-2.12.33.54.62.81.143.147.190
★-51.63.124.174.186.181.851
◇-61.166.197.103.8
△-84.145.8
▽-84.145
◎-61.166.197
○-125.131.186.167.2.5.7.8

主要路線のご案内

124番・143番
チャイナタウンとオーチャードを結ぶ主要路線。路線上の主要な場所としては、国立博物館、サマーセット駅、高島屋、オーチャード駅、ロイヤルホリディインホテル、ニュートンホーカーセンターなどがあります。チャイナタウンからオーチャードへ向かう場合は、上記地図の上側のバス停(市内向き)から乗ってください。
174番
これもチャイナタウンとオーチャードを結ぶ主要路線。チャイナタウンの西の端が始点なので、オートラムパーク付近から乗ると、空いています。オーチャードの裏通りにあたるオーチャード・ブールバードを通り、西へ抜けていきます。フォーシーズンズホテルやブールバードホテル、トレーダーズ・ホテル、オムニマルコポーロあたりが路線上になります。
190番
これもオーチャード方面を結んでいます。こちらはオーチャード付近からチャイナタウン方面へ向かうのに便利。本数が大変多いのでさっと乗れます。CKタンやマンダリンホテル、メリディアンホテル前のバス停から乗れます。
2番
シンガポールの東西の主要地点を結ぶ路線。これもチャイナタウンの端が始点で、路線上の主要地点としては、アルメニアン教会、ブギスジャンクション、アラブストリートなどがあります。インターコンチネンタル・ホテル、オールソンホテルなどビクトリアストリートのホテルからはこれに限ります。
84・145番
ブギスジャンクションの南側、MRTシティホール駅、ボートキーを経て、チャイナタウンに入る路線。サウスブリッジロードを使うのですが、ニューブリッジロード経由より雰囲気がいいんです。タンジョンパーガーの駅にも行きます。


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