生 鴻 老 (LAU HONG SER)

甘辛のバランスのいい香ばしロジャ

<DUNMAN ROAD>

お店の前景お店の前景
ワンタンミーとプロウンミーに引続きDUNMAN ROAD FOOD CENTREロジャです。まあ、何というかサラダに相当するロジャは、シンガポールではベーシックな食べ物なんです。先日、妻がシンガポーリアンたちと食事をしたときにロジャを食べたことがないといったら、一緒にいたみんなが口をそろえて「ロジャはシンガポールで生まれたものだ。ぜひ食べるべきだ」とえらく力説され、それから1週間ロジャ漬けとなってしまったといっておりましたが、私も前に同じようなことを言われたことがあります。シンガポーリアンはえらくロジャにこだわりがあるようです。

このロジャという料理、マレー語で「ごちゃまぜ」という意味らしいんですが、見た目もまさにその通り。ユー・チャークウェイという中華風揚げパンみたいなのに、きゅうりやパイナップル、ラディッシュ、もやしなんかを入れ、さらに砕いたピーナツ、プロウン・ペースト、チリ、砂糖といっしょに絡めたもので、見た目がゴッテリしてて、サラダというには程遠い感じです。ロジャは材料と調味料の違いによって、店によって味が大きく違うんですが、一般的には酸っぱい系統と辛い系統に分かれます

ロジャロジャ
今日のお店は「辛い系統」でした。ここも結構な人気で、注文が多いためか、おじさんが注文を紙に書いて整理していました。店先には、電話をくれれば待たなくていいよなどと電話番号が書いてあるくらいですから、人気のほどが伺えます。我々も待つこと20分以上。ようやくありつくことが出来ました。

さすが待たせるだけあって、変な甘さもなく、酸っぱさも控えめで、バランスのいい味です。ユー・チャークウェイが少し焼いてあるので、香ばしくっておいしさを引き立てています。ピーナツがいいアクセントになっている感じでグッドなんですが、結構辛いんですよねえ。でも、いやな辛さじゃないから印象に残ります。店のおやじが作るところを見ていたら、面白いんです。実にリズミカルで、きゅうりなんかを切るときなど、鉛筆をナイフで軽快に削るような感じ。思わずリズムに合せて、太鼓かなんかを叩きたくなってしまいます。お値段は1ドル50セントから50セント刻み。私たちは2ドル50セントのを注文しましたが、結構な量でした。

<所在地:SINGAPORE STREET DIRECTORY MAP219 2-A参照>


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(96年11月23日取材)