盛隆餐室

充実のチャーシューが主役のワンタンミー

<GEYLANG LOR 12>

コーヒーショップコーヒーショップ
今日はゲイランで何か食べようと思い、休日のしかも昼間のゲイラン探検に出かけました。夜はあやしさが漂う欲望の街と化すこのゲイランですが、昼間はさすがにそれほどのあやしさはありません。ここの本通りに来ると、バイク屋さんやカーショップが多くて、若い兄ちゃん、姉ちゃんがバイクに改造を加えに来りしている姿をよく見かけます。相変わらずタイやバングラデシュあたりからの労働者たちはあちこちでたむろって話をしていますが、まあ普通の感じですね。閉まっている店も多いし、昼間のゲイランは眠っています。やっぱり夜の街なんだなあと思います。

お店の正面お店の正面−二人のおじさんがおしゃべりを楽しんでいました。
実は今日の目当てはタイ料理だったのですが、残念ながら閉まっていたので、他の店を探すことにしました。右へ左へ歩き回った挙げ句、ロロン12の角に大勢の人が集まっているコーヒーショップを発見。ここで食べることにしました。いやー、昼間のコーヒーショップっていうのは、やっぱりいい雰囲気です。みんなぼんやりとコーヒーやジュースなんぞを飲んだり、飯を食ったりしながら、人と話したり、新聞を読んだり、昼下がりの憩いの場という感じで、見ているだけでうれしくなってしまいます。「盛隆餐室」というこのコーヒーショップ、お店はもつスープのお店、ダックライス、それにワンタンミーの3軒なのですが、ダックライスが閉まっていたこともあるのかもしれませんが、ワンタンミーが圧倒的人気で、これに決定しました。

ワンタンミーチャーシューたっぷりの麺
さて、そのワンタンミーです。ドライを注文したのですが、ワンタンは別のおわんに入ってスープとしてサーブされます。ということは麺の方は、チャーシュー麺状態なわけなんです。まず、麺の方ですが、麺自体は普通のワンタンミーの麺よりも太目でコシがあります。ソースは普通の水準で、エンプレスプレースダンマンロードのワンタンミーの味を知っている私たちには、あっちのほうがおいしいと思ってしまうのですが、ここのワンタンミーの特筆すべきはチャーシュー!これがうまいんです。まず、量が多いところがうれしくて、3ドルなのに10枚以上入っています。これが、少し甘めのうまみがかむほどにしみ出して、GOOD!香ばしい香りがして、くささがまったくありません。歯ごたえはいいし、このチャーシューは松竹梅でいえば、完全に「松」クラスです。

ワンタンスープワンタンスープ
一方のワンタンですが、こちらもおいしいワンタンです。スープ自体は魚からとったダシをしょうゆで整えてあるのですが、さっぱりとしています。ワンタンも豪快に7つ入っていますが、これが肉ががっちりつまっていて、味が柔らかいんです。麺の方のチャーシューの力強さといいバランスが取れています。全体に見ると、チャーシューが主役のワンタンミー、というか「チャーシュー麺」という感じなんですが、完全に水準を超えている一品です。お値段は3ドル。麺が少ないと思う人は、注文の時に「エクストラ・ヌードル!」といって注文しましょう。山盛りにしてくれます。昼下がりのゲイランのコーヒーショップの雰囲気を楽しむのもお忘れなく。

<所在地:SINGAPORE STREET DIRECTORY MAP217 2-A参照>


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(96年12月22日取材)